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2023.02.10 お知らせ

CLOSE UP!「2024年問題」をもう一度考える


トラック運送業界における「2024年問題」

こんにちは。
美翔の発送をコントロールしている担当でございます。
以前、この「2024年問題」というテーマでコラムを書かせていただいたことがありますが、ようやくこの事案がメディアやSNSでも取り沙汰されてきた感じを覚えます。
今回再びこのテーマを取り上げたのは、日本の物流がこれからどうなってしまうのか。
働く人たちのことを考えそして私たちがどのように影響するのか。
日々の持続可能な業務遂行を考えます。

トラックドライバー労働制限

そもそもトラック運送業界における「2024年問題」とは何なのか。もう一度振り返ってみます。
もうご存じの方も多いかと思いますが“時間外労働規制の事”で、すでに大企業は2019年4月から、中小企業でも2020年4月から時間外労働の上限規制が年720時間になりました。
しかしながら、トラック業界はすぐにこの規制を適用することが大変困難であるがため、その猶予期間として2024年4月まで適用を待ちましょうといった具合なのです。

トラックドライバーは全産業平均より約2割長く働いておりこれを改善するためにとられる策が、年間の時間外労働の上限を960時間にするという規制なのです。
そして違反すると罰則がつくことに。
さらに既にかなり深刻になっているドライバー不足の問題も相まって発生が予想される諸課題や影響を総称するのが「2024年問題」です。
現状、多くのトラック運送事業者がこの規制をクリアするのが難しいという実態がある。
これまで1人のドライバーが運んでいた荷物を複数のドライバーで運ぶことになると雇用をしなければいけない、ドライバーの労働時間が減るため、企業の売上減少、運賃アップなどさまざまな影響が考えられます。
大手企業ではDXによる物流改革を進めているようですが、中小企業ではすぐにそれはできないことかもしれません。

わたしたち美翔は、運輸・輸送・物流会社ではありませんが、仕上げた商品を提携先トラック会社に委託して各地へ配送をお願いしています。
また「ホワイト物流」推進運動への賛同企業として、パートナー様との持続可能なお取引・運行をしていただけるようできる限りのご要望をお受けしてまいります。
・配送指示・納品書等はすべて電子データで送付しペーパーレス・オンライン化させています
・連絡を密接に行い当社センターから搬出の積み込み時間の融通やパレット活用による荷受け時間の削減
・運賃は適正価格でかつ値下げ等交渉は行わないまた待機料や駐車料、高速料金などかかった場合の費用は必ず負担する
・悪天候など運行に支障がでるような状況下では事前に協議する、また遅延了承で運行する

すべては発注する人たちの意識によってくるものではあります。
また国や行政も、啓発活動をもっともっと行わないと消費者へまでは浸透しないのだと考えます。
もしトラック会社がどんどん減っていったり車両台数を維持できなくなったりした場合、荷物量が多いような時には届けられないといった事態が起こります。

これらの物流改善の取り組みは、SDGsへの取り組みにも当然ながらリンクします。
運行時間・待機時間の短縮は、「8.働きがいも経済成長も」「13.気候変動に具体的な対策を」「15.陸の豊かさも守ろう」「16.平和と公正をすべての人に」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」などなどたくさんの項目に該当します。
持続可能な社会インフラを考え、働く人と環境への配慮を意識して私たち株式会社美翔は取り組みます。

参考ページ

弊社のトラック輸送に関する取り決め事項
https://www.bisho-group.co.jp/wp-content/uploads/2022/07/tehai2022.pdf

弊社のホワイト物流に関する宣言
https://www.bisho-group.co.jp/white/

弊社のSDGsに関する取り組み
https://www.bisho-group.co.jp/page_sdgs/

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