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皆さんこんにちは。加工・アッセンブリ・梱包発送でお客様の事業拡大に貢献するため業務に磨きをかける美翔です!
お仕事にはときどきトラブルが発生します。細心の注意と作業工程を組んでいても人為的なエラーによるミスは起こってしまいます。そんな事態を未然に防ぐ対策を立てるのも大切なお仕事ですね。
今回はそんな作業で起こってしまう、おそらく一番多く発生するかもしれないエラー=“テレコ”についてお話をしていきます。
「テレコ」とは、商品の入れ違い、発送先伝票貼り間違え等で互い違いが起きている状態のことを意味します。テレコはあってはならないのですが、実際起こりうる梱包事故です。
A店におくる商品 と B店に送る商品を互い違いに梱包して出荷するようなイメージの現象です。これ以外にもA社の梱包物にB社の伝票を貼って出荷してしまう人為的なミスです。
通常商品の梱包は、仕分け表と納品書、出荷伝票が1セットで進行しますが、例えばピッキングの際にA店の箱にB店のオーダー商品を入れ検品でこれに気づくことのできない場合に発生します。
また、複数の梱包をラインで行っていたとした際に出荷伝票担当が貼付け順を誤りその段階で貼違いが発生してしまいます。
>起こりうる作業内容
1、 送り先と商品梱包のマッチング時
2、 資材が可変(例えば店舗ごとに名入れ)されている資材の梱包
3、 多品種アイテムの仕分け加工時
などなど。
とくに私たち美翔のピッキングは印刷物だったりノベルティだったりとバーコードでの管理が困難な商品が多数存在しております。その場合はやはり人に頼らざる得ないため日々注意して作業に当たっています。
テレコの出荷は梱包業からすると大きな問題になります。
もしあるA店から、違う商品が入ってるんだけど・・・と連絡を受けた場合、B店でも違う商品が届いたんだけど・・・こうなると当然ですが必ず最低2件分不備が起こります。
そうなるとA店で間違えたものを回収して、B店で間違えたものを回収して・・・や新たに資材を再送したり等、対応する労力と時間と費用が発生します。
たとえ1件だけの問題だったとしても、お客様からすると“他は大丈夫だよね・・・”など信用度が下がってしまいます。また送付内容次第では情報漏洩にも発展する可能性もあります。また自社内では、在庫が合わなくなり資材の欠品が発生することは大変なリスクになります。
BtoB配送では複数種(例えば1つの箱に100種のPOPやポスター等)を同梱することが頻繁にありますがそういった場合はテレコが発生しないよう、事前の加工工程でセットのパターン化・記号振り分け等を行い、梱包ラインにおいては納品書確認作業員とピッキング作業員を分けたチェック体制を構築して作業に当たっています。
いかがでしたでしょうか。荷物を安全に仕分けして発送するにはシステム面(ハード)ももちろん重要ですが、ソフト面(スタッフの適切な作業ルール)がとても重要なのです。株式会社美翔ならそんな数々の案件で蓄積したノウハウで安全な作業が実現できるのです。
是非一度ご相談くださいませ。