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もう2024年も早いところであと約2ヵ月。みなさんの生活もあわただしくなってくる頃ですね。
今回は年末にとくに注意したい物流についてのお話です。
今年はいわゆる「物流の2024年問題」が盛んにニュースになりました。その問題が起こってから、最初の繁忙期でもある年末です。例年非常に混み合い、配送遅延などが発生しやすい時期です。クリスマスやお歳暮、年末年始の贈答品、そして福袋など、様々な需要が集中したり、BtoBでは資材の年内納品案件が非常に多くなることが原因です。
これからの11月、12月はトラックを注文したり手配したりする人は注意していかないといけません。
今回は4つのテーマごとに簡単ですが要点をまとめてみました。ぜひご参考にしてください!
トラックを利用するシーンは多様です。一般的にチャーター便とは、貸しきり便のことです。特定の納品先に、その対象の荷物のみを積載して運ぶ方法を意味しています。
たとえば…
・倉庫・センターからイベント会場へ荷物を運んだり
・工場から次の加工施設に資材を運んだり
・1箇所に大量の荷物を運んだり
・パレット指定納品の場所に商品を納める場合
・納品時間の指定がある、納品の立ち合いがある
などなど宅配便や路線便では行えない場合に利用します。
またトラックには様々なサイズがあり、容積や重量、納品場所に応じた車両特性など注意しなくてはなりません。
大きくは、軽貨物便、1Tバン、2T車、4T車、大型 になります。
運行各社は安全輸送を心がけており、運行会社やドライバーへ無理なオーダーは禁止です。
また冬は降雪等により高速道路の通行止めや交通規制が行われたり、道路の混雑で到着遅延をする可能性もございます。
現在ドライバーは労働規制のため休息インターバルも必要になってくるためリードタイムには十分余裕を持たせ、 早めの発送計画を立て、納品日程に余裕を持たせることが重要です。
配送遅延など想定する
通常よりも配送に時間がかかることが予想されます。特に、年末の繁忙期直前や年始直後は、大幅な遅延が発生する可能性があります。遅延防止のため、また悪天候などへの対策も含め早めの出荷を行う必要があります。
トラック手配困難も想定する
トラックの数が限られているため、希望通りのトラックを手配できない可能性があります。特に、大型トラックや特殊な車両については、早めの手配が必須です。
条件は先に提示しておく
たとえば納品時間の指定を細かくされている、特定の時間帯にのみ受け入れ、特定の場所への搬入、バラ降ろしになる、指定のパレット規定がある、などなど
キャンセルや変更
一度手配した便に納期変更や時間指定が発生する場合、物量が変わったためトラックサイズを変更したい、便のキャンセルを行う場合は、なるべく早く運送会社に連絡を行う必要があります。とくに前日の変更はキャンセル料がかかる場合もあります。
年末の時期は需要がひっ迫するため、運送料金の変動があります。とくに今年はこれまで以上に運賃が上昇する可能性が高く、事前に前もって手配をしておかないとそれなりの金額が転嫁されて来るのではないかと想定しています。
納品直前の依頼、金曜日、月曜日、そもそも12月中は流通量が多くなるため、中距離・遠距離輸送についてはとくにトラックの手配がつきづらかったりもする可能性がございます。
いかがでしたでしょうか。さまざまな要因が複合的に絡む物流の2024年問題。物流を止めることの無いように関係する人みんなで協力が必要になってきますね。
今回は株式会社美翔の「年末の物流。トラック を利用するときの大切なこと。」をトピックスにあげてみました。
当社は物流の安全で公正な運行を指示するホワイト物流賛同企業です。
①物流会社からの改善提案を受け入れます
②パレットを活用し、バラ積み・バラ降ろしを削減します
③高速道路の利用推奨します
④運送料金は適正価格で依頼します
⑤無理をさせず安全運行、異常気象時等の運行の中止・中断、法令順守で依頼します
また効率的な発送を心がけるため
・梱包物はできるだけコンパクトに梱包すること
・1か所あたりの個口を減らすような同梱・キット梱包を行うこと
・分散、前倒し出荷も可能な場合は実施します
参考:物流の2024年問題
https://www.bisho-group.co.jp/240207/
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