ちょっと変わる！？ヤマト運輸のネコポスとクロネコDM便

皆さんこんにちは。加工・アッセンブリ・梱包発送でお客様の事業拡大に貢献するため業務に磨きをかける美翔です！

今回は、ほんのすこ～しだけ気になる「ネコポス」「クロネコDM便」のお話です。
ヤマト運輸が2023年６月に日本郵政との「持続可能な物流サービスの推進に向けた基本合意」を発表し約４か月が経過しました（コラム作成段階で）。これは物流業界が抱えるトラックドライバー不足やいよいよ始まる2024年4月からのいわゆる「物流の2024年問題」に対応するための施策と言われています。今回「ネコポス」「クロネコDM便」の取り扱いについて日本郵政の物流網を使って配達する方針になりました。どのような点が変更になるのかまた改めて「ネコポス」「クロネコDM便」のルールについても解説していきます。

1 ネコポス→クロネコゆうパケットへ
2 クロネコDM便→クロネコゆうメールへ
3 まとめ

ネコポスのサービス概要としては、重さ１ｋｇ以内、厚さ2.5ｃｍ以内の小さな荷物をポストへ投函するサービスです。これまで全国ヤマトの配送網で配達しておりました。これが順次、日本郵政へと切り替わっていきます。最終的に2024年度末までに完全に移行する予定です。基本的な利用の方法は変わらず、弊社が出荷する場合も通常通りヤマトのドライバーよって集荷されます。

縦・横	上限：3辺合計の大きさ60cm以内で、長辺は34cm以内下限：縦14cm以上、横9cm以上
厚さ	1cm以内、2cm以内、3cm以内
重さ	1kg以内

ただWebサイト上ではこれまでよりも配達に時間を要する可能性があるようです。
また2023年10月現在の切り替えている地区は北海道・東北・北関東・中部・北陸エリアです。
詳しくはこちら

基本的なルールとして
・信書、現金、小切手、再発行困難、および再生不可能なもの等は送れない
・伝票はヤマトのシステムから発行ができる
・郵便受けへの配達サービスであり、配達日・時間指定はできません
・荷物追跡はヤマト運輸と日本郵政から行える

ヤマト運輸　クロネコゆうパケットのページへ

現在詳しい情報はないのですが、クロネコDMは2024年1月31日に終了し、日本郵便が取り扱う「ゆうメール」を活用した「クロネコゆうメール（仮称）」のサービスへ切り替えが行われる予定です。ヤマト運輸が集荷し、日本郵便の引受地域区分局に差し出し、日本郵便の配送網でお届けする仕組みになります。

縦・横	上限：長辺34cm以内、短辺25cm以内下限：長辺23cm以上、短辺11.5cm以上
厚さ	12cm以内
重さ	1kg以内

現在のクロネコDM便の運用ルールですが
・特約運賃にて発送になります。
・発送物に制限事項がございます
・ポストインサービス、指定日配達はできません。
・当社ではクロネコDMの追跡サービスやお問い合わせは行っておりません

※このほか投函までのリードタイムについて変更があるか、運賃体系の改定があるのかなど詳しい情報は現時点ではありません。

いづれにしても一般のお客様が受ける大きな影響はそれほどないのではないでしょうか。発送方法にはこれ以外にも多様にございます。当社ではヤマト運輸をはじめ佐川急便、西濃運輸、久留米運送などでの発送や搬入先へ合わせた特殊な発送形態もお取り扱いしております。
どんなふうに発送したらいいのか最適なプランを営業部にて組み立ていたしますのでお気軽にご相談くださいね！

株式会社美翔は2024年の物流の諸問題を見据えて、また当社の配車運用を改善するためにチャーター便の最適な配車事業を開始いたします。運輸・輸送のノウハウを持つ人材を私たちの事業にドッキングしお客様にも輸送会社にもやさしい運用を目指していきます。こちらの詳細はととのいましたらお知らせしてまいります。